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肌細胞との対峙

  • 2020年6月9日

21.DNA損傷リスク

紫外線の遺伝子への悪影響は、 大変大きなものです。 遺伝子は、直径が1nm(ナノメートル)くらいの糸です。 ここに、宇宙から様々な電磁波が降り注いでいます。   この電磁波の中で、波長が短いものが、 ・ガンマ(放射線) ・x線 ・紫外線です […]

  • 2020年6月2日

20.善玉菌優位

私は問診時に、便秘の有無を必ず確認します。 これは、腸と肌が相関関係にあるということを認識して頂くためです。   毎日排便のある方でも、2から5キロの宿便が溜まっており、「隠れ便秘」の原因になっているそうです。   昭和50年代中 […]

  • 2020年5月26日

19.腸・美肌・健康

「腸がきれいなら肌がきれい」 これはよく聞くフレーズですね。   ある大腸カメラの名医がおり、 その先生の大腸検査は、特有の痛みもなく非常に楽だという評判が広まり、予約が殺到していたそうです。 しかし、その名医がある日突然 大腸検査を辞めて […]

  • 2020年5月19日

18.腸は人となりを語る

私たちの体は微生物で出来ています。 特に腸内には知られざる、豊かな微生物の生態系が広がっていて 私たちの健康を維持しています。   百兆に及ぶ腸内細菌と健康との関係は非常に興味深く、 私たちは母親の胎内にいる間は全くの無菌状態で、 へその緒 […]

  • 2020年5月12日

17.感染症と手荒れ

新型コロナウイルス感染予防のための手洗いやアルコール消毒の励行で、 手の荒れを感じる女性が7割超にのぼることが、大手化粧品メーカーの調査でわかった。   お客様からも、 ・手の皮脂が落ちて乾燥するため スーパーの袋が開かない ・アルコール除 […]

  • 2020年5月5日

16.本来の機能が試される

有効な治療法が確立されないまま感染が広がる新型コロナウイルス。 今、世界中がこの見えない敵と闘っています。 感染を完璧に防ぐ手段は今のところまだ確立されておりません。 もし感染したら…と誰もが不安な日々を送っていることでしょう。 そのような今、未知の […]

  • 2020年4月28日

15.親愛なる菌たち②

常在菌の声を訊く… (常在菌)「皮膚の上は死んだ角質層の土壌から出来てますが、 その上で僕らは暮らしています」 「僕らも皮膚の上でコミュニティを作ってますが、 栄養のバランスや土壌の状態が崩れると、 黄色ブドウ球菌や大腸菌という悪玉菌が増えるんです。 […]

  • 2020年4月21日

14.親愛なる菌たちへ

最近、お客様から常在菌についてのご質問が増えました。 今回は、私たちを外敵から守ってくれている、常在菌たちの心境を表現してみます。 私たちが無意識に行なっている行為による菌たちへの影響とは…   (keiko)「まず、最近特に思うことは何で […]

  • 2020年4月14日

13.環境と闘う

前回のコラムで 日々の入浴で半数以上の菌が洗い流され、合成洗剤を使用するとほぼ全滅する、とお伝えしました。 では、この時肌上では何が起こっているのでしょう。 洗浄時に追い詰められた菌たちは、 一目散に毛穴へ逃げ込みます。 仮に、菌たちの逃げ場である毛 […]

  • 2020年4月7日

12.常在菌の維持管理という課題

我々は毎日必ずと言っていい程、お風呂に入ります。 そこで、当然ながら体を洗います。 しかしそれは、私たちの「守り人」である、常在菌を洗い流してしまうということでもあります。 実際にお風呂に入り、体を洗うと、常在菌の半数以上が失われます。 洗浄能力の強 […]