引き続き、お客様から良くある質問。
今回は、「エクソソーム」について尾池博士の解説を少し解りやすくお伝えします。
エクソソームとは、
細胞が作り出す小胞(カプセル)状の成分で、
内部には活性因子が含まれています。
これは、
細胞が他の細胞に指令を出すために分泌するもので、
その時の指令の内容によって
エクソソームに含まれる成分も変わります。
変わっていく成分は、RNAや活性たんぱく質などなのですが、
それらの内容がその時々で変わるため、
効果性は限定されます。
エクソソームに含まれるRNAや活性たんぱく質、それぞれの機能は次の通り。
RNA:どんなたんぱく質を作るか、という指令
活性たんぱく質:代謝や細胞分裂など具体的な指令
エクソソームに含まれるこの二つの成分が変わることで、指令内容が変わり、効果性も変わっていきます。
一方で〈生〉プラセンタは、
細胞への効果が一定しており、細胞が必要な分を過不足なく供給できます。
エクソソームはその時々の都合(体調など)で成分が変わるが、
プラセンタはその如何に関わらず必要不可欠な成分をベストマッチで細胞に供給し、
常に細胞の健全化を助けてくれる、
いわば救世主なのです。
この「過不足ない栄養素」がポイントで
その時々の細胞の状態に合わせ、多過ぎず少な過ぎず、丁度よいバランスで細胞を守ってくれる。
これはまさに私たちが胎盤により育まれた所以であり、
〈生〉プラセンタが私たちの細胞そのものである証といえます。
結論、エクソソームは、
効果については不明な点が多いことから、
現在のところ新素材としての話題が先行しているという印象になります。
何をもって効果があるのか、
何にとっての効果性なのか、
その根拠も含め、私たちは本当に肌に良いものを選んでいかなければなりません。
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