肝斑に「高濃度美白剤」は有効か
答えは微妙である。
確かに最初は色素が収まる感じはある。
しかし、一定の時期をこえると
一旦色素が沈み、その後勢いを付けてくる傾向があるからだ。
深さを伴った赤黒い色素は
逆に、濃くなったようにも見える。
そして、その肌にはお決まりのクーパーローズが点在する
頬全般に存在している場合も多い。
肌バリアが低下し、常在菌も元気がない、当然バランスも乱れている。
しかし、肌バリアも常在菌も目には見えないので、
人は目に見える「色素」を何とかしようとする。
これが、「確実に負の連鎖になる」ということを知らずに、、。
一旦濃くなったように見える肌に対し、
もっと「美白剤」を効かせなきゃとばかりにクレンジング、洗顔にエネルギーを注ぐ、
更には、もっと深く入れ込むぞ とばかりに肌をしっかり乾かす。
そして、結果逆効果になっている。
刺激と判断した肌は、更に色素を出して反応します。
肌に刺激を与えていい事はありません。
いつか必ず別の反応で現れます。
ずーっと綺麗でいたい大切なお肌です。
適切なケアなら必ず「綺麗」を保てます。
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