158.消化吸収

食事を摂る際に意識して欲しいのが消化吸収です。

栄養価が高く、良い食材を摂っても「消化吸収」がキチンと行われていないと、
その栄養は細胞(ミトコンドリア)へは届きません。

それどころか、せっかくの栄養が「毒」と化すのです。

自分に合わない物や未消化物質が体に入ると毒になる。

それは一体どういうことなのでしょう?

 

消化吸収の過程で、
生体粘膜のバリア機能のメカニズムは以下です。

 

抗原蛋白、ウィルス、菌を取り込めるのはM細胞のみである。

絨毛上皮細胞はアミノ酸、単糖、ビタミン、ミネラル、を吸収する。

上皮細胞間の「タイトジャンクション」は物質を透過させない。

 

しかし、自分に合わない物を食べ続けると、、

通常は閉じている
「タイトジャンクション」が解放される

未消化タンパクが侵入してしまう

アレルゲンになり、igG抗体と合わさる

免疫複合体になる

血中から臓器へ沈着する

炎症性サイトカイン

体細胞

DNAダメージ

 

この工程を経て、アレルギーや病気になります。

ですので、自分に合わないものを食べ続けることは極力避けて欲しいのです。

 

その代表格として挙げられるのが
「グルテン」ですが、、

自分に合う物、合わない物は、
「腸内フローラ検査」で判りますので、一度検査してみるのも良いかと思います。

出来る限り自分に合った栄養素を摂り、
食事の消化吸収をしっかり意識して、

私たちの体のエネルギー源である、
「ミトコンドリア」にしっかり栄養を届けてあげたいものです。

 

 

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